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2011/06/27

ソリューション・フォーカス/結果思考

結果思考という言葉を知らなかった。
問題解決の思考方法の一つらしい。原因思考の反対のものらしい。

例えば、ある二人の中が悪いときについて。
原因思考なら、その根源となった出来事などを探る。
以前悪口を言われた、態度が気に入らない、仕事への姿勢が異なるなど。
「悪い」ことを抽出し、それを解消することで、問題解決を探る。

結果思考なら、理想の目標まで足りないものを探る。
仲が良くて、気軽に話し合える二人になるには、何が必要なのか?
それを実現するには、どうすれば良いのか?
このように、理想と現実のギャプを埋める方法を確立しようとすることで、
問題の解決を探る。

問題を解決しようとすることでは、どちらも同じだが、手法がことなる。
悪いことを探すのか、理想を探すのか。
悪いことを考えると暗い気持ちになってしまう。
理想を考えると、将来の楽しみを思い描いてしまう。
どちらが良いのかは、そのときの状況次第だろうと思う。
しかし、結果思考の方が、何となくとっつきやすそう。


「原因思考と結果思考」 歯科医院経営サポートプロジェクト
http://www.shika-keiei.jp/article/13374272.html

組織の成果に直結する問題解決法 ソリューション・フォーカス
http://www.amazon.co.jp/dp/4478003998

2011/06/25

WLI-UC-GNをドライバーだけで11nとして使えるのか?

11n対応で、小さくて、なぜか安い無線LAN子機WLI-UC-GN。
価格.comでも送料込み1,040円で人気1位。

これを使ってみた。
しかし、WindowsXP 32bitでは、11nで使えないようだ。11g並に遅い。
65Mbpsという表示が出ている。
なぜ11nで使えないのか?

価格.comのクチコミによると、ドライバー対応ではなく、倍速設定ツールというものを
使えば150Mbpsになるらしい。
そのため、11nで使うためにはBuffaloの専用ツールが必須のようだ。
しかし、専用ツールはインストールしたくない。
ドライバーだけにとどめて、Windows標準のツールだけで何とかできないのだろうか?

検索してみると、これを解決した方法が投稿されていた。
製造元のRalink社のドライバーを使う方法だった。
もちろん、Buffaloが提供してないドライバーの使用は保証外なので、自己責任にて。
※WLI-UC-GNのチップが、RT2870なのかRT3070なのかは不明。
RT3070のドライバーでも動作するのかも?

WLI-UC-GNが遅い場合の対応 ひとえの雑記帳より
http://es.tea-nifty.com/hitoe/2009/03/wli-uc-gn-f603.html


「WLI-UC-GNをRT2870のドライバーで使う手順」

(1)http://www.ralinktech.com/からRT2870のソフトウェアをダウンロード。
※リンク先がよく変わるので探してみてください。現在はsoftware->Windowsです。
(2)入手したソフトを起動し、ドライバーのみのインストール。下記フォルダに展開される。
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Ralink Driver\RT2870 Wireless LAN Card\Driver
(3)rt2870.infの修正。詳しくは下記参照。
(4)Windowsのドライバーの更新から、手動で前述のフォルダを指定する。

しかし、ここで問題がある。
何もせずに手動でドライバーの更新をしても、ドライバーが該当しないと表示され、それ以上進めない。
そこで、下記のように、フォルダー内のrt2870.infファイルを修正する必要がある。
ベンダID:0411、プロダクトID:015Dの指定を追加すれば、ドライバーの更新が可能となる。
修正後は、「802.11n USB Wireless」みたいな感じのデバイスが表示される。
※テキストエディタで開いて、buffaloで検索すると似たような記述があるので、そちらのすぐ下に追加しておいた。

%BUFFALO_012E.DeviceDesc% = RTWLAN.ndi, USB\VID_0411&PID_015D



こんなに手間がかかるので、ちょっとお安い値段で売られているのかもしれない。
それとも、普通はバッファローのツールを使うのかもしれない。
しかし、将来的に異なるUSB子機に変わるかもしれないので、
個人的にはドライバーのみで済ませたいところだ。


さらに、ルーターの暗号化が、WPA/WPA2のmixedモードだとなぜか速度が安定しない。
WPA2のAESとかにした方が良いかもしれない。
Amazonのレビューを読むと、接続が安定しないことがたくさん書かれていた。
こういう問題は無かったが、何となく不安。
レビューをしっかりと読んで、ほかの子機を買ったほうが良いのかもしれない。
ちゃんと動いてくれることを願う。

2011/06/22

bloggerで静的ページのみにする

bloggerはブログであるが、静的ページも10ページまで追加できる。
それなら、ブログに投稿せずに、静的ページだけを使えば、普通のウェブサイトのように
使えるのだろうか?
静的ページの可能性を考えてみた。

やってみた結果、静的ページだけなら、それっぽく使うことができた。
トップページだけは、ブログを1件だけ投稿しておく。
これがホームページとなる。ほかは、静的ページから投稿しておく。

難点はいくつかある。
URLがpage_558 などランダムに割り振られてしまう、ネスト構成が使えないなど。
しかし、これらの制限を上手に使いこなせば、小規模なウェブサイトをすぐに作成可能だ。
独自ドメインにして、ファビコンを変更して、ページ上部の検索バーを無くせば
CMSを使ったようなウェブサイトに遜色が内容に見える。

使い方としては、ブログ用、ウェブサイト用の2つを作成しておく。
独自ドメインのDNSにて、ブログ用は blog.xxx.com、ウェブサイト用はwww.xxx.comようにURLを割り当てる。
両方とも同じテンプレート設定して、見た目を似たようにする。
相互に適切なリンクを貼っておく。
このようにすれば、比較的簡単に小規模サイトとブログを作成できるように思える。


試験的にしか使用していないが、bloggerの静的ページにはたくさんの可能性が秘められている。
ただし、今後はGoogle Appsのように携帯認証が必須になるような制限が課せられこともあるかもしれない。

参照)Blogger の Navbar は隠してもいいらしい クリボウさん
http://www.kuribo.info/2010/02/blogger-navbar.html
※Navbarを消すことは規約違反になるらしいが、cssで見た目から「隠す」ことに規定も無いし、オフィシャルの回答も無いらしい。
しかし、下記のFTPのオフィシャルでは隠す方法を示している。
好意的に考えれば良いのかも?
http://blogger-ftp.blogspot.com/p/faqs.html

2011/06/16

史記列伝を読んでみる

ずっと前に買った、岩波文庫の史記列伝を読んでいる。
漢文は無く、日本語の訳のみ。
中国史はそんなに好きでななかったが、思ってた以上に面白い。
毎日少しずつ読み進めている。

人間を見つめ続ける司馬遷の鋭さは素晴らしい。
嘘っぽい話しでも、気に入った逸話は取り込んでいる。
事実を述べるだけでなく、主観もまぜるところが好きだ。
のちの歴史家には困る話しだろうが、噂話しの方が
事実を的確に述べていることが多いと思う。

やっぱり、孔子の話しは好きだ。
儒教の開祖みたいに言われるが、本当に人間らしい泥臭さを感じさせる。
個人的には、世渡り上手な子貢と無骨な子路が好きだ。
孔子は、魯を守るために、斉、呉、越、晋へ子貢を論説させに行かせる。
国を守るために何でもしようとするところは、ドラッカーに言う真摯さに似ている。
「もしドラ」に続き、「もし論」みたいなのを誰かが書いて欲しい。

史記は本紀、表、書、世家、列伝からなるらしい。
列伝だと、全体的な流れはわからず、ポイントとなる人物だけを取り上げる。
それでも、生き生きと絵描がれる人間模様に魅了されてしまう。
何度も読んでしまいそうだ。

2011/06/14

知らないお店で食事を楽しむ一言

食事をしたいからお店に入るが、はじめてなので何を頼めば良いのか分からない。
誰かに聞きたい。
それなら店員さんが一番詳しいと思う。

「はじめてなのですが、何がオススメですか?」
意外なほどしっかりと応えられる店員さんが多くないと思う。
この質問を同じ状況に置かれたことがないからだと思う。
そして、店員さんは目新しさに楽しさを覚え、喜んで一緒に考えてくれうかもしれない。

仕事の楽しさはこんなところにあるのかもしれない。
誰だって仕事に誇りをもっているし、楽しく働きたいと思っている。
そんなときは、自分自身に質問してみるのも良いかもしれない。

--「仕事のヒント」神田昌典365日語録-- No.238 より

2011/06/13

ラベル屋さんで使えないフォントもある、ならば変換してみよう

値札の印刷にはラベル屋さんがすごく便利だ。
しかし、弱点もある。オープンタイプ(otf形式)のフォントには対応していない。


カテゴリー:ラベル屋さんHOMEについて
使用したいフォントが表示されない

http://www.labelyasan.com/bbs/detail/76

そこで、オープンタイプのフォントをトゥルータイプ(ttf形式)に変換するサイトを利用してみよう。
ttfのフォントにすれば、ラベル屋さんでも使用することが可能となる。
※ただし、ライセンスをご確認の上 ご使用ください。
Free Online Font Converter
http://www.freefontconverter.com/


otfはttfを拡張した形式なので、otfからttfへ変更するようなことはあまりないと思う。
しかし、フォントについてはいろいろな問題がつきまとう。
一つの手段として覚えておいて良いと思う。

フォントのフォーマットを変換できるオンラインサービス colissさんの投稿より
http://coliss.com/articles/web-services/online-font-converter-freefontconverter.html

2011/06/11

大人にもADHDはあります、と思います

人間には複雑な多様性がある。
そのため、大人だからって、精神的にすごく成熟できるとは限らないと思う。
人によっては子どもっぽいところがある。
「ときどき」子供っぽくなる人もいる。
ただし、そうなったときは、子供っぽいだけでなく、まさに精神は子供である場合も
あるのではないだろうかと思う。

こういうのはアダルトADHDとか言うのかもしれない。
http://www.adhd-navi.net/adhd/rikai/adults.html
よく「大人だから落ち着け、冷静に理解しよう」とか言うのかもしれないが、
やっぱり、できない時はできない。
緊張やストレスによって、普段は抑えられているものが発現するような感じだと思う。
専門家ではないし、研究したこともないでは断言はできない。
でも、仕事中に何だか変だなぁ、と思う行動。
それがADHDの一端のように思える。


人格や認識力、判断力は、年齢とともに成長しない。
肉体のように適切な鍛錬が必要なのだと思う。
道徳、自己啓発や哲学みたいなのがそれにあたるように思える。
しかし、あまり重視されていない。
心理学や行動経済学みたいな学問ではなくて、もっと現実生活に見合ったものを
何か提案してくれる人はいないのだろうか?
自己啓発セミナーもそういう類のものかもしれない。

要するに、「大人だから話せばわかる」は常に通用するわけでなない。
大人だって、子供のようにダダをこねたり、すねたりするこもある。
それを認めてあげることが理解することの一歩だと思う。
30歳過ぎてから、ほんのちょっとだけ、人間の多様性を感じられたのだと思う。
私の精神も、まだまだこどもなのだ。鍛錬は必要なのだ。

2011/06/07

GoogleApps無料版の注意点!音声通話の認証!携帯必須!

「お詫び」
2011/11/24 管理者権限の認証について「携帯必須」では無くりました。
固定電話の番号でもOKみたいです。Googleさんの対応は素早い!

2012/03/03 先日からアナウンスが日本語になってました。
また、電話認証はSIPに紐付けした番号でもOKみたいです。
これで同僚の携帯を借りずに済むようになりました。

----これ以下は参考情報です。------
Googleでは独自ドメインを使用したGoogleAppsというサービスがある。
これにはforBusinessやforEducationなどのバージョンがあるが、
基本はforBusinessになるらしい。
年間で1ユーザあたり6,000円となる。
http://www.google.com/apps/intl/ja/business/index.html
これの無料版もある。
http://www.google.com/apps/intl/ja/group/index.html

無料版はかつて、Standardの名称で提供されており、
どちらかといえば、無料版の方が有名な気がする。
この「無料版の制限が厳しきなりつつある」。

無料なのだから無理は言えないが、注意点だけ提示したい。
管理者としてユーザ管理などする場合は、音声通話による認証必要になる。
日本語版では、携帯電話の番号を登録して、Googleから電話がかかってきて、
解除コードを教えてくれるような形式をとる。
これに大きな問題点がある。
「一つの携帯番号で認証できる回数が制限されている」ことだ。
たぶん3回くらいのようだ。
※しかし、固定電話もOKになったようだ。携帯がダメなら固定電話で。
SkypeやIP電話でも可能なようだ。

GoogleApps無料版は非常に便利なので、知人にもセットアップを依頼される。
そうすると、私の携帯では認証ができない。
いろいろと手間がかかる。
管理者アカウントの認証だけなら良いのだが、管理者権限を与えたアカウントの
認証にも音声通話が必須になる。
これは、やっぱり面倒になってしまう。


Googleの提供するサービスは、非常に魅力的で素晴らしいものばかりだ。
自由闊達で、IT市場にさっそうとした風をふかせ続けている。
しかし、Googleは企業だ。何でもできるわけはない。
この音声認証についても制限を加えざるを得なかったのだろうと思う。

これに対して、他の企業が同様の無料サービスを提供できるのか?
おそらく不可能なのだろうと思う。
それだけ、Googleのサービスは独創的で、高機能なのだろう。
それだから、このように制限を加えても大きな問題にはならない。
すでに無料で使えるものに制限が加わると、何となく反発したくなる。
だが、無料のサービスとは、あくまでも「企業の好意や市場調査」によるものだと思う。
サービスには、相応の対価が必要である。


さきごろ、GoogleAppsの無料版で作成できるアカウント数が50から10に減少した。
これについては「中小企業で使うなら20くらいがいい」との意見もあるようだ。
では、これを20アカウントで無料提供して、Googleは何を得るのだろうか?
http://googleenterprise.blogspot.com/2011/04/helping-small-businesses-start-and.html

追加
「無料のアメリカの番号で認証する」
GoogleAppsの電話認証は、日本の固定電話でも可能だった。
携帯の認証制限で使えない人には、こちらも使えるのは便利だ。
しかし、なぜか自宅の電話番号だと受話器を取るとすぐに切れてしまった。
そこで、アメリカの無料で使える電話番号でやってみた。
このとき、Landlineを選ばずMobileを選ぶことで、無事に着信できた。
それしても、英語アナウンスの番号読み上げが結構速かった・・・。聴き取れない。

2011/06/02

エクセルやワードのパスワードを忘れてしまったら役に立つかも

昔つくったExcelファイルのパスワードを忘れてしまったりしたときは、
フリーソフトのパスワード解除ソフトを試してみよう。
よく自分で作ったファイルのパスを忘れてしまうので、結構便利に使っています。

Free Word Excel Password Recovery Wizard
http://www.freewordexcelpassword.com
※フリーソフトですが、ソフトの使用によってファイルが破損することなどは自己責任です。


使い方は、「Select File」でパスワードを知りたいファイルを選択して、
「Brute force recovery」で文字数と文字種(0-9,a-zなど)を選択して
「Go」ボタンをクリック。
後は、ブルートフォースで総当りのチェックをしてくれます。

「zxyzx」のパスワードを、「a-zの5文字」に設定するとcorei3-M380で4分くらいで出てきました。
※CPUは1コアしか使用してしませんでした。

個人的には、6文字以内なら数時間で解析できそうな感じです。
7文字を超えるとかなりキツイです。
そのため、解析できる範囲にするため、パスは6文字以下に設定しています。
もちろん、6文字以下だと上記ソフトで簡単に解除されてしまいますので、
解除されたくないなら8文字以上が良いと思います。
(でも、8コアCPUをフルに使うようなソフトなら、簡単に解除できるのかも?)


パスワードの総当りチェックなんて、1週間くらいかかるイメージがある。
でも、今は数分で終わってしまう。
グリッドとか組んでるサービスを使えば、簡単なパスワードでは意味をなさないかもしれない。
しかし、パスワードというちょっとした壁があるだけでも、不正に開こうとしている人には
嫌な感触を覚えさせられるだろうと思う。
大切なファイルには、何でもいいからパスワードを付けておこう。