自分で作れればなお良いだろうが、敷居が高いような気がする。
良く言われるFontForgeはLinuxでしか動かないと聞いたりします。
でも、調べてみれば意外とお手軽な方法もあった。
Inkscapeでフォントを作る方法です。
本当は、Inkscape0.49を使えば、専用の拡張機能が同梱されている。
しかし、公開中の安定版0.48にも「SVGフォントエディタ」なるものがあり、
SVGフォントを作成できる。
http://www.youtube.com/watch?v=mlXSVLOzd0M
たぶん、「SVGフォントって何?」と思うが、WEBで使うフォントのことらしい。
GoogleWebFontで使われているデータのことみたい。
だったら、SVGフォントなんて使わないな、と思いきや、それをttf形式に
変換することが可能らしい。
流れとしては、
InkscapeでSVGフォントを作るー>ttf形式に変換ー>Windowsでインストール
のような感じになる。
で、Youtubeの動画を見ながら、てきとうにやってみた。
下記のように日本語にも対応していた。
てきとうに作った手書きフォント |
1)Inkscapeで、縦と横が1000px、Y位置200pxにガイドを置く。
参考)http://fontforge.sourceforge.net/importexample.html の一番下の段落。
※ガイドは上のルーラーから引っ張り出して、ダブルクリックすると詳細設定できます。
2)「テキスト」ー>「SVGエディタ」を起動
3)「SVGエディタ」で「新規」をクリック。
4)「グリフ」タブで「グリフを追加」。下図のようにa、b、cとか入れていく。
グリフの追加 |
6)結合したパスを選択した状態で、登録したいグリフの項目を選択。
7)「選択オブジェクトから曲線を取得」で指定のグリフを登録。
8)5)~7)を追加したいだけ繰り返す。
9)終わったらInkscapeSVG形式で保存
10)下記サイトなどで、9)で保存したファイルをttf形式に変換する
http://www.freefontconverter.com/index.php
※たぶん、FontForgeでも変換できると思います。
11)ttfファイルをダウンロードする
これで、自作のttfフォントが完成する!はずです。
思った以上に簡単につくれるので、いろいろと試すと面白いかもしれません。
0.48の開発途上版も使ってみました。上記の方法とそんなに変わらないと思います。
最初のドキュメント設定、ガイドの設定を自動でやってくれるのは便利。
それ以外はそんなに変わらないように思いました。
http://inkscape.org/index.php?lang=ja
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