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2015/09/08

GPLやAGPLソフトウェアライセンスの分かりやすい解説:iText(iTextSharp)は有料?無料?

PDFの編集でiTextのiTextSharpを使ってみようと思ったが、ライセンスのAGPLが分からず。
検索していたらオープンソースライセンスについて分かりやすい解説を読ませて頂きました。

iTextやiTextSharpのライセンスや有料の価格は下記が詳しかったので、これを読んだ方が早いと思います。
うん、よくわからない・・・。
iText Q&A
http://www.altech-ads.com/Others/iText/iTextFAQ.htm




下記の2つは可知 豊様によるものです。

ライセンスとは何か、整理してみた
http://www.catch.jp/oss-license/2015/06/27/license-2/#more-1437

オープンソースライセンスの基礎と実務
http://www.slideshare.net/YutakaKachi/ss-8616029


ライセンスは契約とはちがうのも知らなかった・・・。
「オープンソース」という言葉が商標登録されていることも、明確な定義がなされていることも知らなかった。
また、「ソースを公開」すれば「オープンソース」になるわけでは無く、自由な利用や配布なども含まれていること。


可知様のところには、下記のMikiya Okuno様のブログよりたどりつきました。

受託開発とGPL 
http://nippondanji.blogspot.jp/2010/06/gpl.html

GPLを使っているからといって、必ずしもソース公開にはならないことは、
長年の疑問がスッキリしました!
ライセンスの適用は再配布の時だけ。
AGPLv3であっても、自社開発して社員が使う分にはソース公開しなくても良い点は
分かりやすかったです。
再配布しないサーバーでの提供の場合は、GPLのライセンスが有効にならない場合がある。
これを防ぐために、AGPLが新たに生まれた。

現状で開発側がしっかりとオープンソースにしたい場合には、
AGPLv3を適用するのが有効なようです。


・・・で、結局はiTextSharpは有料販売されているAGPLv3なソフトでした。
Free and Openであり not Gratis です。
以前のLGPLライセンスのものは無料で入手可能ですが、
iTextの説明文によれば、バグが含まれていること、他者のライセンス侵害の可能性が
あることから推奨されていません。

iTextSharp (LGPL / MPL) 4.1.6  Nuget
https://www.nuget.org/packages/iTextSharp-LGPL/


今回はライセンスの勉強になりました。
GPLやAGPLのソフトは、オープンソースであり自由に使うことができる。
GPLやAGPLのソフトは、絶対に無料で提供しているわけではないし、無料で提供する必要も無いこと。
また、購入したGPLやAGPLのソフトでも、ライセンスを同じにすれば無料で提供しても良いこと。


時間をみて、.NetでPDFが編集できる、無償のライブラリを探してみます。
PDF ClownとかPDFsharpが良さそうかも。
http://csharp-source.net/open-source/pdf-libraries




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