10年前くらいまで、オーディオ用のスピーカーの自作が流行っていたらしい。
個人的にはあんまり興味の無い分野。
しかし、知人から長岡鉄男さんのスワンなるものを聞いて作ってみたくなった。
画像で見ると、すごい面白い形をしている。
どんな音がするのか興味が湧く。
ところが、Amazonでも図面の掲載された本が手に入らない・・・。
というかプレミアがついている・・・。
とりあえず図書館で予約しておいた。
その間に、関連書を読んでみたが、スワンには特定のスピーカーユニットが必要なそうだ。
どんなユニットでも良いわけではない。
そもそも、ユニットに合わせた箱(エンクロージャー)を作る。
これがオーディオ用のスピーカーの肝心なことらしい。
全然さっぱり分からないが、スワンは図面があっても作れないことが分かった。
そこで、FE83Enというユニットならヨドバシで手に入るので、
フラミンゴにすることにしようかと考えていた。
ところで、こういったスピーカーは、バックローデットホーン、BH型と呼ばれるらしい。
フラミンゴにこだわらなくても、BHスピーカーは作れるらしい。
しかし、8cmのFE83Enでは低音が弱いらしい。
そもそも、低音を出すには、口径の大きなユニットを使うのが当たり前らしい。
それなら、FE83Enで製作できるスピーカーはないのか?と思い、探してみたら、
偶然に大地さんのブログを見つけた。
SlowLifeをたのしむ 大地さん
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/koubekuraji/3549380
とりあえず「何かスゴイ!」と思った。
こちらはBHではなく、バフレフ型のFDBRスピーカーなるものらしい。
構造がBHに比べて簡単だが、十分に低音が出るらしい。
漏斗やパイプを組み合わせてあるのも、非常に面白い。
一番おもしろいのが、製作者の大地さんの試行錯誤のプロセスだ。
本当に、8cmのユニットを使いこなしてやろうという、強い意気込みを感じる。
読んでいるだけで、その作業している姿が思い浮かぶようだった。
ブログが読んでいて面白い!
自分でも、FDBRやTFDBRのスピーカーを作ってみようと思う。
BHは構造が複雑で、素人の私には難しそうだ・・・。
FDBRの方が単純だと言っても、おそらく失敗するだろう。
だが、そこが自主制作の楽しみだ。
スピーカーは買えば良い物が手に入るだろうと思う。
ショッピングの楽しみも良いが、製作する楽しみは、また格別だろうと思う。
想像すると楽しくなってくる。
0 件のコメント:
コメントを投稿