代表格はSugarSyncシュガーシンクとDropboxドロップボックスだと思う。
この2つのサービスの無料版の使用感を比較してみようと思う。
以前にも書きましたが、
「まずDropboxで使い方を慣れて、その次にSugarSyncを。」
http://nokoshitamono.blogspot.jp/2012/07/sugarsyncdropbox20120704.htmlSugarsyncは見た目はフレンドリーだが、初心者にはわかりづらいと思います。
Dropboxは見た目が簡素で、使い方が簡単。
その後、慣れてくるとDropboxは機能が少なく感じ、SugarSyncの方が高機能に思えてくる。
人それぞれですが、個人的にはこのように思っています。
「SugarSyncについて所感」
インターフェースはフレンドリーな印象。
しかし、共有する機能が高機能すぎてわかりづらい。中級者向け。
緑の小鳥がイメージキャラ?
最初から5GBが使える。紹介サービスから申しこめば5.5GBからスタート。
PC版、スマホ版もあり便利に使える。
有料版は日本円で支払い。
「Dropboxについての所感」
機能が少ないので、クラウドの初心者におすすめします。
簡単にすぐに使えると思います。
開いた箱が代表イメージ?手描きの人がイメージキャラ?
最初は2GBの容量。紹介で2.5GBのスタート。
カメラアップロードを使えば3GB追加なので、5.5GBと思っても良いかもしれない。
インターフェースもこざっぱりした感じ。
PC版、スマホ版もある。
元が英語のサービスなので、初心者にはちょっとわかりづらい。
有料版は米ドル払い。
「SugarSyncとDropboxの大きな違い」
1)履歴機能
2)紹介ボーナスの増加ルール
3)Linuxへの対応
1)履歴機能の有無が大きいと思います。そのため、一概に容量だけで比較できない。
SugarSyncは削除したアイテムは、ゴミ箱から消さないと容量に含まれてしまう。
Dropboxは、含まれない。というか、履歴機能がある。バージョン管理ができる。
SugarSyncの方が一般的なパソコンのファイル管理の使い方に近い。
Dropboxの履歴機能は、クラウドの良さを使っている。
(MacのTimeMachineみたいなものだと思う。)
さらに、Dropboxの有料版でPackratオプションという、「無限履歴機能」がある。
バージョン管理を頻繁に行うなら、Dropboxの方が良いと思われる。
2)紹介による容量の増加はDropboxの方が簡単。
SugarSyncは、同じIPだと弾かれるため、同じ家庭で違うPCからインストールしても、
紹介のボーナス容量は増えない。
Dropboxは、PCが違えば紹介のボーナス容量が増える。
基準が緩いのだと思う。
ただし、SugarSyncは紹介ボーナスの容量は無制限であるが、
Dropboxは32名までと上限が設定されている。(500MBx32名=16GB)
3)DropboxはLinuxに対応している。
SugarSyncはLinuxへの対応をしない予定。
Linuxを使う人はDropboxを選択するしかない。
「有料版を比較」
プランは抜粋します。
60GB :Sugarsync年額10,500円 Dropbox無し
100GB:Sugarsync年額15,750円 Dropbox年額US$99(約9,100円)
200GB:Sugarsync無し、 Dropbox年額年額US$199(約18,300円)
250GB:Sugarsync年額26,250円 Dropbox無し
500GB:Sugarsync年額42,000円 Dropbox年額US$499(約45,500円)
※DropboxのPackrat機能はすべてのプランで年額US$39.0(3,588円)
「ビジネスプランについて」
あんまり紹介されないが、チームとして複数人で使うためのビジネスプランもある。
これはDropboxの方が便利だと思う。
ビジネス向けSugarSync
http://www.sugarsync.com/locale/jp/business.html
100GB、3ユーザ、年額US$449.99 ※追加可能
チーム向け Dropbox の価格
https://www.dropbox.com/teams/pricing
1,000GB、5ユーザ、年額US$795 ※追加可能
「結局はどっちがいいの?」
初心者には機能が少ないDropboxをおすすめします。
慣れてからSugarSyncも使ってみて、使いやすい方をメインに、もう一方をサブに
して併用するのが良いと思います。
有料の場合は、円高の今ならDropboxが安いが、今後は分からない。
しかし、Sugarsyncは日本語サポートがあるので、英語が苦手ならDropboxは止めるべき。
(Linuxも使うならDropboxしかありません。)
ビジネス向けは、Dropboxの方が良さそうに思える。
いずれにせよ、まずは無料版で使い慣れてみることが良いだろうと思います。
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「補足:Googleドライブという選択肢」
個人的にはほとんど使っていないが、Googleドライブもある。
無料では5GB。紹介で増えることは無い。
Google の保存容量プラン:Google ドライブと Picasa で共有。
http://support.google.com/drive/bin/answer.py?hl=ja&answer=2375123
保存容量 月額料金
25 GB $2.49、年$29.88
100 GB $4.99、年$59.88
200 GB $9.99、年$119.88
400 GB $19.99、年$239.88
1 TB $49.99、年$599.88
2 TB $99.99、年$1199.88
4 TB $199.99、年$2399.88
8 TB $399.99、年$4799.88
16 TB $799.99、年$9599.88
※Google apps for Businessの料金は異なります。
上記2つの有料プランよりも安い。
さらに、Picasaは800px以下の画像が無制限、ドライブはGoogleドキュメント形式が無制限。
(Google+ならPicasaは2048px以下の画像が無制限)
「補足2:SkyDriveという選択肢」
マイクロソフトのSkyDriveも有料プランが用意されている。
無料の7GBに追加していく容量となる。
容量のプラン
プラン 価格 合計容量
20 GB \800/年 27GB
50 GB \2,000/年 57GB
100 GB \4,000/年 107GB
Googleドライブよりもさらに安い価格になっている。
しかし、使ってみた感じでは上下ともに速度が遅い。
それなりに使えるストレージと覚悟しておいた方が良いと思う。
Cloud storage shoot-out: Google Drive vs. Dropbox vs. SkyDrive vs. Box
http://royal.pingdom.com/2012/06/21/cloud-storage-shoot-out-google-drive-vs-dropbox-vs-skydrive-vs-box-com/
「補足3:AirMacExtremeに外付けHDDでiCloud」
ブロードバンドルーターを使っている方は多いだろう。
これをAirMacExtremeにしてみよう。
http://www.apple.com/jp/airmacextreme/
そして、外付けHDDをつける。
iCloudのクライアントを使えば、どこでもHDDにアクセス可能となる。
AirMacExtremeが15,400円。
外付けHDDが、2TBで8,000円程度。
Macを使っている人なら設定はすごく簡単。Windowsでも使用可能。
共有も簡単に設定できる。
BuffaloNASのWEBアクセスでも同じようなことができるので、そちらもでもOKかも?
どこからでもアクセス可能な大容量ストレージなら、この方法が良いと思います。
ただし、バックアップ機能は自分で用意する必要があります。
「補足4:OCN マイポケット」
以前のココアの名称が有名かも?
64GBで315円。256GBで1,039円。
http://cocoa.ntt.com/ocn/index.html
Win、Macで同期に対応。
クラウドストレージなら、Win、Mac、Android、iPhoneに対応。
普通の人なら64GBもあれば、このサービスだけでいいんじゃないかと思う。
ただし、携帯とかの通信量は月に7GBくらい。
OCNとかauひかりのFTTHサービスは、1日30GB。
クラウドの容量が増えても、大量のデータ通信には制限がかかってしまう。
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